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病氣は人生の軌道修正 (1)

 2021/4/23

 

「 学び直し 」

 

病氣は人生の軌道修正

 

なんて云いますが

 

軌道修正するきっかけは

 

カラダがくれました...

 

 

私は、2019年2月にライブ当日の

 

リハーサル中に倒れ病院へ搬送されました。

 

椅子に座りギターを抱え1曲通して歌い、

 

進行を確認した直後でした。

 

あれ?なんか変、

 

身体から力が抜けていくような感覚と、

 

その状況を伝えようと

 

声を発するも言葉にならない、

 

言葉にできない、、言語にならず

 

うめき声のようになっていた。

 

左手側にスマホがあったのは

 

ラッキーだった、、。

 

手を伸ばしロックを解除し母に電話をかけ、

 

そのスマホをピアノの赤石さんに託すまでが

 

異変を感じてから

 

私が自分でできた全てでした。


 

 

視床出血でした。

 

後日担当医から母が聞かされた内容は

 

「脳内の細い血管からの出血でした。

 

きっと、

 

カラダが我慢の限界を越えて、

 

頭にきて破裂したのでしょうね。」

 

 

この話を聞いた私は、

 

そんな見解を持ち合わせている医師に

 

担当してもらえたことに感動したんです。

 

 

そうなんです。

 

カラダからの悲鳴だったのです。


2021/4/25


カラダは教えてくれました


肉体エネルギーが


疲弊し休息を要求したが


精神エネルギーは


まだ頑張ろうとしていた



体力より気力が


優位に働いていた私に


カラダはどうやって伝えたら


私を止められるのか考えたはずです



私との対話が成立しないのならば


小さなデモを引き起こすしかない...


それが、


細い血管からの出血でした


しかも、


... 視床という部位は


全身の感覚分野を司る場所です



成熟した脳では神経細胞を


再生する能力がほとんどないため


傷害部の近くに再生する


神経細胞を増やすことで 


運動機能を回復させることになりますが、 


感覚分野の細胞が


死滅したにも関わらず


感覚をうまく利用して

 

意識をつなぎ


動かすポイントを把握し


リハビリができていたのです


あの時間が私を力強く支えました



人間て弱い生き物だけど、、


いやいや、


私が思う以上に、強い生き物です!



幸い激しい痛みに襲われても


おかしくないだろう後遺症や


片麻痺を免れていることすらも


単にラッキーだったからでは 


済ますことができない 


カラダからの


重要なお知らせだと感じます



このままの生き方を続けるならば


思い描いた未来にならないこと


思う以上に時間を要してでも


疲弊したエネルギーを


癒していくこと


回復に努めること


そうすれば、


本来のエネルギーを取り戻し


新しいカラダで進んでいけること



今回の気づきを


正しく受け止めること


これまでの生き方を

 

見直すことは


見えない世界からの


エールにも感じました



新しいステージに向けて


考える時間はたっぷりある


リハビリやトレーニングに励めば


直ぐに結果と直結しがちですが、



ここが、小さなお試し関門ですな😉



移り行く季節と色彩と風と...




2021/4/26


ところで、、


神経細胞(ニューロン)について


あなたはどんな理解がありますか?


わかりやすく説明された文章をご紹介します。



ニューロンとは


脳には数多くの神経細胞が存在し


その結びつきによって


情報が伝達されたり、


記憶が定着したりします。 


この役割を持つ神経細胞が『ニューロン』



シナプスとは


ニューロン同士の結合間に 


電気信号が送られることで、


情報を伝達するのですが 


この接合部にあるのが『シナプス』です。  


シナプスは、電気信号を


化学物質の信号に変換し、


次のニューロンに伝わりやすいようにする


特別な構造をしています。 



私の場合でいうと、、


ギターを弾きながら歌いたいよー


「ダウンストロークのみで1曲」


止まらずに弾けるかな?と課題を課す!


最初は1コーラスが続かない、、


途中で急に腕が動きを止めちゃうの


あらあら、、と思い、


強引に力を加えて動かしてみても


尻つぼみになってしまう、、


ニューロンの情報伝達が


うまくいってないのかな...

 

シナプスの信号つながりが薄いのかな



ニューロンよ広がれ広がれ


シナプスよスムーズにつなげつなげ


これですな、、。



そして「関節のやわらかさ」


これは私のカラダの特性のようで


柔軟性があることは長所でもあるのですが


安定させたり、支点にしたコントロール


となると、不安定な状態が続くので


なかなか苦戦を強いられているポイントです。


脳からの伝達がスムーズな日もあるし


うまく働かない日もある


大前提に


「成熟した脳では神経細胞を


再生する能力がほとんどないため


傷害部の近くに再生する


神経細胞を増やすことで 


運動機能を回復させることになる」



これがわかっているから焦らずに


着実に道をつないでいるのです



助さん、角さん、、


道(ニューロン)はつづいてる


慌てず のんびり参ろうではないか...






2021/4/28

黄門さま、、 

のんびり行くのも

悪い選択ではありませんが、、

脳は使えば使うほど良いそうですよ!


こう考えてみる、、

脳全体をコンピューターに例えると

ハードは使用年数に応じて古くなるけど

新しいものには変えられないので、

きちんとメンテナンスをして現状維持する。

ハード面をしっかりケアしていると

ソフト面にあたる能力アップは可能、

それには、脳をどんどん使って

神経細胞(ニューロン)と

そのつなぎ目(シナプス)を

増やしていくことが最も有効な方法!!


新しいことを学習して神経細胞から
シナプスがどんどん枝分かれして
別の神経細胞につながり
新しい回路を作り出す
同時に新しく神経細胞が
作られ働くようになる

新しい回路がたくさんできれば
それだけ情報伝達が早くなり
脳の働きは良くなる
ひとつの細胞には数万個もの
シナプスがあるから
脳を使えば使うほど神経細胞が増え
シナプスはどんどん神経細胞同士をつなげ、
記憶力も高まっていく

反対に脳を使わなければ
使われない回路のシナプスは
消えてなくなっていく
忘れるという現象は
その部分の神経細胞と
シナプスがなくなったということか...


大病したら10歳年齢が増えたと思いなさい。

なんて言われたりするのは、、

死滅した神経細胞と老化で失う神経細胞

身体の中で似たような状況が

生まれるからなのかしら??

とにかく!!

例え、実年齢より脳年齢が10歳年上でも

元々精神年齢がかなり年上な私ですから

より精神年齢に近い人間になったのかも

わたし、、、。

そんなことで

平均値をとってる場合じゃない(笑)


新しい神経細胞を作るのを止めない、

シナプスをどんどん広げて増やしていく!


ヒトは歩みを止めなければ、

見える景色をいつまでもどこまでも

変えていくことができるのだから、、。


カラダからの声は、、


「次は、突っ走らないでね」



ラジャー!!✌︎('ω'✌︎ )